嫁と大喧嘩

先日、何か面白い漫画はないかと
ネットを探していると

『モンキーピーク(全12巻)』

というマンガが面白いと聞きました。

この漫画はどんな内容かというと、

山岳サスペンスホラーと言って
陸の孤島ともいえる、山岳地帯を舞台に
大勢の人が襲われるという、サスペンス要素と
ホラー要素を合わせた漫画になっています。

~あらすじ~

ある山にレクレーションとして
製薬会社の社員36名が
キャンプに行きました。

社員の結束を強めるために行われた
レクレーションだったのですが、
その初日の夜に、ナタを持った猿のような
化け物に襲われます。

突然の出来事にパニックになる人々。
とにかく早く下山しようとするも、
サルの化け物に行く手を阻まれて
思うように進めません。

一人、また一人と人数を減らしながら
前に進む一行。

しかし、疑問が浮かび上がる。

なぜか自分たちの行く手がサルに知られている。
もしかして内通者がいるのではないか?

サルの化け物と内通者におびえる社員たち。
果たして何人が無事に変えられるのか・・?

~ここまで~

という内容で、そこそこ面白かったので、
嫁さんに読むことを勧めました。

夫「どのあたりまで読んだ?」
嫁「4巻ぐらい」
夫「ああ、そこからが盛り上がってくるね」

それから数日後。。。

夫「どのぐらいまで読んだ?」
嫁「ごめん、犯人が気になって、先に最終巻を読んじゃった」

夫「な、なんやてーー!」
夫「なんで先に読んだん?!」

嫁「だって、犯人が知りたくてやきもきしたから・・」

夫「いやいやいや、それが推理ものやん!」
「犯人先に知ったら、残りの話し、面白くないやん!」

嫁「だって、気になって仕方なかったし」

夫「いやいやいや、それが推理ものやん!」
 「同じこと2回言うけど」
「そのモヤモヤを乗り越えて読み進めるから面白いんやん!」

嫁「別にいいやん。大した事じゃない」

夫「いやいやいや、物語を中途半端な感じで終わったら
読み終わった後の、

”いや~あの展開はどうやろな”とか
”あの登場人物の心理ってどうなんやろな”とか、
”あのシーンは論理的にないなぁ”とか、

そういった、後の会話っていうのが
中途半端になっちゃうじゃん!!」

嫁「別にいいやん。どう読もうと私の勝手でしょ」

夫「いやいやいや、俺の今の気持ちを例えて言うなら、

誕生日プレゼントを買って、当日まで隠してたのに、
Youが偶然それ見つけてしまい、知らんぷりしてればいいのに、
中身が気になって、ビリビリ箱を開けて中身をみられ、

”あのプレゼント、中身見ちゃった”

とか言われて、

”なんで誕生日まで待たれへんの!”
って怒ったら、

”いいやん!どうせ私の物になるんでしょ!”

って言われている気分じゃい!」

嫁「そう言われると悪い気もするなぁ」

夫「悪い気もするんじゃなくて悪いんじゃい!」
「もうお前とは口きいてやらん!」

っと言いつつ、数分後には
別の話題でしゃべってるんですけどね。

ただねぇ。

皆様もぜひ、誰かから推理モノを
読んでと言われたなら、

先に犯人を知るなんてことは
おやめください。

どうか作品を楽しんでくださいませ。